なんか良いタイトルを思いつかないから過去投稿にあった文を流用しました。
あまり書く気力がなかったため後半はかなり適当。最後はめっちゃ愚痴る。タイトルから察してください。
ニンダイのPVからずっと待ち遠しかった作品。発売が近づくにつれ新要素の情報が小出しされてめっちゃワクワクしました。
さて、感想を書いていきますかー
キャラ
魔獣はゴモラ以外好き(理由はクリア済み人なら分かると思います)特にバアルちゃん!礼儀正しいし可愛い!マダム・バタフライの悪友みたいな関係性も好き!律儀なファンタズマラネアちゃんも飼いたい…。他の喋れない魔獣たちもデザインが好き。一番衝撃的だったのはそうですね…。
なんで…w プロフィールを読んだらちょっと悲しくなったけど、オンデマンドウィッチタイムがチートすぎない???
戦闘機関車轟怨ちゃんのプロフィールも可愛いですね。生まれて間もない赤ちゃん(?)の悪魔。特技が可愛すぎる。だが使いづらい()からあまり召喚に使わないな。むしろアンブランアーマーを召喚する。ウィンクスレイブならよく使います。
グラフィック
すごい進化しましたね!でもちょっとアニメっぽさが残ってる1と2みたいなタッチのほうが好きかも。
一番驚いたのはベヨと魔獣を同時に動かしてもフレームレート低下になることが全然ないです。どういう魔術だ。
デザイン
キャラ!武器!ロケーション!デーモンマスカレイド!魔獣!どれも凝ってて素晴らしかった!特にデーモンマスカレイドの姿のバランスがとても絶妙。ベヨ姐とはいえ、悪魔との合体だから美しく神秘的になりすぎてはいけないから美しくもちょっと妖艶で忌々しい感じが良かったです。
しかし今作の敵のデザインはつまらないかも。どいつもこいつも白緑基調やんけ。個性皆無で名前も覚えづらいし、全然覚えてない。1と2は個性的な雑魚敵がいっぱいだったのにね?1なら猿(グレイス&グローリー)と犬、2ならヒディアスとリゼントメントが忘れられない(大体ひどい目に遭わせられた敵のことは覚えてる)
演出
演出は上品な雰囲気だけど一部がくどい(例:ニヴルヘイム) 過去作みたいにぱぱっと出入り出来るようにして欲しかった。そして演出だったか分からないけど…チャプター13の終盤辺り。カメラが微妙に揺れてて集中出来なかった。
序盤のムービーは長い…コントローラーを置く時間が多い…。まあそれ以外は特に長くないですが。
1のテンペランティア戦後みたいに頭悪い演出が好きなのに、今作はストーリーもストーリーだから全編通してシリアスなんで「は?何?w」「そうはならんやろうwww」ってツッコみたくなるような演出があまりなくて寂しかった。2の時点でかなり減ってたんですが。
でも好きな演出がたくさんありました。必殺技もその一つ!これを初めた見た時は叫びました。何を食べたらこれを思いつくんだ。美しいし格好いいしオシャレだしベヨ姐にすごい似合う。
ベヨライブ美しすぎる #ベヨネッタ3 #Bayonetta3 #NintendoSwitch pic.twitter.com/RR5DQbD81o
— DarkNeon (@darkneon_dai) November 2, 2022
捜索
マップ捜索などRPGっぽい要素は正直あまり....もっともっと戦いたかったな正直。雑魚相手に対して無双ベヨをやるのが好きだから。
でも過去作が比べ物にならない広くなったマップ、気合が入ってますね。周回プレイをする度に見落とした収集物を発見したりする。
BGM
1,2に続いて曲が神がかってる…。恒例の月の曲は今作どの曲になるのかな…色んな予想と考察を見て楽しみにしてました。いや…Moonlight Serenade (Climax Mix)は本当神神神神神。堀田星司さん、あなたは神ですか?
一番のお気に入り曲はやはり「Fertile Rondo」です。あの演出を見たら好きにならないほうが無理ですわ。バアル・ゼブル嬢…。
どの曲も素晴らしい。新曲も既存曲のリミックスも素敵。早くサントラが出てくれないかな。
ゲームプレイ
今までプレイしたHack&Slashゲームの中で一番素晴らしい(まあそんなにやってないけど)3作通して今作のシステムが一番好き。最初は1と2の違いに少し戸惑ってたんですが。
手と足それぞれの武器をセット出来なくなったせいかなんか幅が狭くなった感覚は最初あったけど、慣れればこれはこれで楽しかった。
武器ごとにデーモンマスカレイドの姿が変わるて作るのが大変そうだなと思ってたのに武器の種類がすごい豊富でどれも使いたい!マスターしたいと思わせくれました。一番使ったのは必然的にイグニスアラネアヨーヨーになりました(可動性重視)いちいちデーモンマスカレイド化するのが面倒くさい。早いしジャンプする時も便利。
メイン武器は最初はシムーンを使ってたんですけど、アブラ・カタブラを手に入れたら利便性が気に入りすぎてめっちゃ使ってます。あれだけ苦労してクリア出来なかった「コンボポイントを稼ぐ」ニブルヘイムをあっさりとクリア出来てしまいますから…。
そして今作の新要素「デーモンマスカレイド」と「デーモンスレイブ」のおかげで遊び範囲がより広がった。ツイッターで偶然見つけたとあるプレイ動画。残念ながら保存してなかったんですが、内容はベヨ姐を操作して敵を空中に蹴飛ばし、敵が浮いてる間はゴモラを召喚しビームを撃たせる指示を出しておいてから、ベヨ姐のデーモンマスカレイドを使って戦闘機関車轟怨と合体して落ちてくる敵にぶつかって更に浮かせてゴモラのビームに当たらせる…という神技を見てしまった…。(全部は十数秒の出来事)そんな芸当を出来るようになりたい…。
各ステージにはプレイヤーに飽きさせない工夫が成される。新しい魔獣を手に入れる度にその魔獣を操作することになり怪獣バトル(?)をやったり、シューティングゲームだったり、突然の音ゲーだったり…最初は呆れましたね。だってベヨ姐のアクションをやりたくてこのゲームをやってるんだもん。別にミニゲームはどうでもいい。でも繰り返してやっていくうちにこれはこれで楽しいって気持ちになった(中毒)
アクション面は文句なし、と言いたいところだが…ヴィオラパートはクソなほど全然面白くなかった。ベヨ姐のアクションが爽快で快適すぎたことが裏目に出たってことですかね。だって完全にベヨ姐の下位互換だもん。ウィッチタイムの発動条件が敵の攻撃をブロックすることって敵が360度の角度から攻撃してくるのにブロックできるのは前方だけ…。性能がゲーム性と合わないですよね。そしてボタンの割り当てがベヨ姐のと一致してないのも面倒だな(後でタイプDに変更したけど) DMC4のネロはここまでダンテとの性能の差がなかったのに…武器の種類が負けたくらいで。
ヴィオラパートになると全然楽しい気持ちになれなくて適当にやってさっさと終わらせたい気持ちで一杯でした…。唯一好きなところは戦闘BGMがクソ格好いいところだけです。
まだ発売されてなかった時はPVからの情報だけを見るとベヨ姐の操作がめっちゃ複雑になっててちゃんと操作できるかなって心配したのに杞憂でした。むしろシンプルで初心者向けだと思ってたヴィオラこそが上級者向卦すぎる。
細かいところはたとえば、回避タイミングが掴みにくくなった気がします。予備動作モーションが読みづらくなったというか。
あとはこういう系が多い
誰なのこれを考えたの #ベヨネッタ3 #Bayonetta3 #NintendoSwitch pic.twitter.com/5E9tW0KqDL
— DarkNeon (@darkneon_dai) November 3, 2022
2の時からあった宝箱の欠片集め系。アクロバットみたいなジャンプが強いられるのがあまり好きじゃないです。面倒くさい。
まあ全部私が下手くそのが悪いということで()
サイドチャプターは…別になくてもいいと思ってるけど…まあいいんじゃない?wって気持ちもある。ベヨネッタといえばちょっとB級映画っぽい演出や小ネタが満載で満足ですw
キューティーJ #ベヨネッタ3 #Bayonetta3 #NintendoSwitch pic.twitter.com/V6pKZ3xFEZ
— DarkNeon (@darkneon_dai) October 29, 2022
まさかのQTJ…w
ファンサービス&その他色々
過去作をやったことある人ほど感動するのではないでしょうか。たとえば…
ラブイズブルーすごい #ベヨネッタ3 #Bayonetta3 #NintendoSwitch pic.twitter.com/IN2Ekno9BR
— DarkNeon (@darkneon_dai) October 31, 2022
武器、魔獣、他にたくさん。ストーリーの終盤も熱かった!
ギャラリーは珍しく最初から解放されますが、こんな仕様なら過去作みたいなのが良かったな。どれを取り逃したか、どこで回収できるかは確認できないから集めるモチベーションが…。
ストーリー&エンディング
やっと本題に入れますね。
ストーリーは全体シリアス。東京ベヨが死ぬと思わなくてショック。ここから新しい武器と魔獣を手に入れる度にこんなしんどい気持ちになるん?って心配した通り、ずっとこんな展開が続いて…最後にカタルシス全開でぶっ飛ばしてくれるならそれで良い!って思ってた。しんどさを耐えて乗り越えた先にご褒美があると信じてた。
本編自体、どこで何が起きてるのか手記を読まないとほぼ把握できないと言ってもいい(読んでも把握できるとも限らない)最初から最後まで置いてけぼり。結局ラスボスの目的は何だ?何がしたいんだ?なぜベヨ姐がイヴでルカがアダムなんだ。ストーリーテリング下手くそか。
正直に告白させて頂きますと、結末に関しては先に自らネタバレを踏みに行ってきました。発売時期にちょっと仕事が入ってきたりしたので普段よりスローペースでやってました(1日に1チャプター)それで良くない噂を聞いてこの動画を見たら一気に気になりました。
ベヨ姐に惚れてまだ日数が浅い私ですが、3のストーリーに関してはあまりにも記憶の中のベヨネッタとはかけ離れすぎました。いや、全然過去作と関係なくない???いきなりマルチバースがどっから出てくるんだよ。ルカが急に大物になるしw 彼の魅力が不思議な一般人であることなのに。
ベヨジャン推しはしてるけど、姐さんが最終的に男と結ばれても別にいいと思ってます。ちゃんと脈があれば…ね。無理矢理にくっつかせる感がすごい。たまに降りてじゃれてくれるけど永遠に誰のものにならない誰にも縛られない…手をどれだけ伸ばしても決して届かない存在ってところがベヨ姐の魅力だと思っていて…このCMを見たら「え?唐突すぎん?」ってしか思わなくてですね…。だって今までベヨ姐にとってルカはオモチャみたいなポジションじゃん???
そしてあのバッドエンド…8年も待ってこんな結末か。ファンが期待してたものと言えば…ほら…最後はバカデカい召喚してラスボスをぶっ放すという無茶苦茶な展開でしょ?そしてまたいつものように日常に戻って颯爽なLet's Dance Boys!で〆る。そんなノリ。ベヨネッタはそれで良い。それが良いんだ。
しかし3は最後まであの結末に納得させられるだけの描写が全然描かれてなかったじゃん。「ストーリー性を求めてベヨネッタをプレイする人なんているの?w」って上の目線からの意見がすごい嫌い。これって1と2のご都合なハッピーエンドに感動した人がプレイしてない人に対して言うべき言葉だったと思うのだが。
いや私は1年しか待ってないのにこんな気持ちになったしずっと待ってきたファンはどうなるの???
最終結果はこんな感じ。
終わった。アナザーはまだ残ってるが #ベヨネッタ3 #Bayonetta3 #NintendoSwitch pic.twitter.com/tFmcWKrDQK
— DarkNeon (@darkneon_dai) November 3, 2022
やり込みを少しやって総合評価が現在ゴールドに上がりました。
まとめ
言いたいことはまだたくさんあって挙げればキリがないですね。無限に出てきます。
ちなみに終わった感想はこんな感じになります。
先に知っていても実際に見るとひでぇな。💩の味が絶対まずいって分かってても食べてみると案の定まずい。だって💩だもん。
— DarkNeon (@darkneon_dai) November 3, 2022
なんか…最高級の素材を使ってこだわりの調理方法でパンケーキを作るはずなのに仕上げにかけられたのが同じく最高級のハチミツではなく💩だった件。「良いところがたくさんあったじゃん?」ってツッコまれても「いや私はいちいち💩からまだ食えるとこだけ探して食べないわ」ってしか言いようがない。むしろ探すまでもなく…だって💩だよ?想像してみてくださいよ…あなただったらわざわざ良い部分だけ切り取って食べます?気持ちよく食べれる自信がある?
時間を使ってくれたプレイヤーに「プレイして良かった」って報われた気持ちにさせられなかったゲームってエンタメとして致命的です。これは1や2と大違い。
だからかやり込みをやる気が起きない。べヨ姐が色んな武器を格好良く振り回しても、バアル・ゼブル嬢の登場がどれだけ颯爽でも、マップやオブジェクトの作り込みがどれだけ細かくても…すべてがあの地獄みたいなエンディングへ導かれるよなあって思うと萎えてしまう。気合が入ってんな…これを作るの大変そうなのにやりきってくれたなって要素がたくさんあっても、どうしても「でも全部は最終的にセレッサを殺すためのせめての餞だったよなあ」って思ってしまう。気持ちよくプレイできないのです。
嘆いてもしょうがないなってしょんぼりしてしばらく落ち着いた。元からベヨネッタは我々のものではなかったからね。どう扱っても原作者にその権利がある。たかがのプレイヤーに文句を言う通じ合いはないし、不満ならやらなければいい。それだけ。
あのエンディングを含めて、今まで種類が一番多く武器たちを与えられたこと、デーモンマスカレイドやデーモンスレイブで今まで一番無双ベヨをやれたこと、クソ広くて作り込まれたマップ、メガネを外したことなど…全部全部がセレッサへの最後の餞なんだって確信を覆す描写なんてどこにもなかった。もうセレッサには会えないと心のどこかで悟ってしまう。私は格好良くて無敵無双でドSでスタイリッシュなセレッサが見たくてベヨネッタをプレイしてます。私にとってベヨネッタ=セレッサ。次作でセレッサが見れなかったらプレイする気になれない。以上。
エンディングをポジティブな方向に解釈した人が結構いるみたいですけど、私は「可能性」である考察より、公式が示した描写である「真実」を信じる人間なので…。思えば損な性格をしてんな。いっそのことポジティブに解釈して自分の脳内だけ納得できればどれだけ良かったか。もっと器用になりたいね。
この作品にかぎったことだけじゃないけど、多分キャラに愛着なんてなければここまで落ち込まなかったと思う。ブランドロイヤリティというか最近その作品に対して愛があればあるほどバカを見ることが多くなったなって気がする。もうクリエイターやライターという生き物に対する信頼が失いつつある。特に愛があるぞおおおってやたらとアピールしてる人間、もう信じたくない。信じたら裏切られることが多すぎる。これから消耗品を消耗品らしく消耗していくのが一番無難かもしれない。